シラバス

GC16101

認知科学 Cognitive Science

標準履修年次: 2年専門基礎・必修 ・2 単位
春学期AB  火曜日  5・6時限  7A104
担当教員: 平賀 譲・森田 ひろみ

概要

人間の認知過程を探究する学際的領域としての認知科学を概観し、様々なアプローチからの研究を通じて人間の認知の様々な側面を探る。 「人間的要因」は情報メディアやコンテンツを考えていく上でも重要な基礎となる。

授業は講義形式を中心に行い、トピックに応じて森田(前半)、平賀(後半)が分担して講義する。

学習・教育目標

  1. 「人間」という研究対象に対し、様々な側面や観点からの探究のアプローチの概要と、それぞれの特色・相違を理解する。
  2. それらのアプローチを融合する学際的研究分野としての「認知科学」の現状を把握し、その進むべき方向について考える。
  3. 本科目は概論科目であり、紹介する概要をベースに、専門科目等において、より発展した内容を学んだり、実地に応用したりするための基礎を築く。

授業計画

以下は各回で取り上げる予定のトピックである。(後半 6〜10回では少しトピックを絞る可能性あり)
  1. 認知科学とは・心理学の歴史と方法論
  2. 学習と記憶の心理学
  3. 思考と認知発達の心理学
  4. 社会行動の心理学
  5. 感覚と知覚の心理学
  6. 哲学: 人間の認知に対する考え方、研究の方法論(全体論・還元論、機能主義、…)
  7. 言語学: チョムスキーと生成文法理論、構文論・意味論・語用論の区分等
  8. 人工知能と認知の計算論的モデル I (記号論理学、人工知能の誕生、問題解決、思考・記憶のモデル等)
  9. 人工知能と認知の計算論的モデル II (自然言語理解、画像・音声/音響認識、ニューラルネット等。可能なら脳科学にも触れる)
  10. 認知工学: 応用認知科学

教材・参考書等

教科書は特に指定しない。 授業資料は随時配布する。 参考書等は授業時に案内する。

成績評価

  • レポート及び期末試験により評価する。
  • レポートの評価は、内容の独自性と論理性を重視する。レポートの配点は50点未満とする。
  • レポートは担当者に応じて講義時間内に10分ほどで作成してもらう場合と、期限までに作成・提出してもらう場合とがある。
  • また毎回出席をとる。

授業外の学習内容・方法

  • 予習が必要な場合は授業でプリント等を配布し指示する。
  • 復習は各自ノートを見て重要事項について文章にまとめ直すなどとともに、web や図書館資料などを活用して、授業内容を確認し、さらに深めていくことが求められる。

予備知識・前提条件

特になし

講義のホームページ

  • 森田担当分:資料をmanabaにアップするので、各自、事前にダウンロードあるいは印刷して準備すること
  • 平賀担当分: http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~hiraga/cogsci/ (manaba も利用する)

教員連絡先・オフィスアワー

教員一覧ページ を参照。