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シラバス

GC51001

画像・映像情報処理 Image and Video Information Processing

標準履修年次: 3・4年専門・選択 ・2 単位
秋学期AB  火曜日  3・4時限  7A106・7C202
担当教員: 工藤 博幸・藤澤 誠

概要

画像メディアの生成,加工,認識,伝送などを目的として計算機で画像を処理する技術を画像処理と呼ぶ.本講義では,画像処理の基礎と幾つかの応用的なトピックスについて演習を交えて解説する.

学習・教育目標

1.画像処理に必要な基礎事項を理解する.
2.劣化画像の画質改善や画像の認識・理解のための画像解析の手法を理解する.
3.動画像処理,コンピュータビジョン,コンピュータグラフィックスなどの応用的なトピックスを理解する.
4.C言語やOpenCVを用いて画像処理のプログラムを自分で作成する.

授業計画

講義内容
第 1 週 『画像処理の概要と基礎事項』
画像処理の概要,画像処理の周辺分野,画像のディジタル化,画像の直交変換,カラー画像とマルチスペクトル画像
第 2〜3 週 『画像の画質改善処理』
濃度変換と強調,平滑化と雑音除去,画像の復元,幾何学的変換
第 4,6〜7 週 『画像認識・理解のための画像解析』
画像認識の概要,画像の領域分割とエッジ抽出,形状 ・色・テクスチャーの特徴抽出,2値画像処理の基礎
第 5 週 『演習(画像の空間フィルタリング)』 C言語を用いて平滑化フィルタ・中央値フィルタ・エッジ検出フィルタのプログラム作成と実験
第 8 週 『動画像処理とコンピュータビジョン』
動画像処理とコンピュータビジョンの概要,オプティカルフローの抽出,ステレオ視による3次元形状復元
第 9 週 『コンピュータグラフィックスによる画像生成』
3次元モデルとデータ表現,メッシュモデリング,ボリュームレンダリング
第 10 週 『演習(OpenCVを用いた高度な画像処理)』 OpenCV(画像処理の有名なライブラリ)を用いて高度な画像処理プログラム作成と実験

教材・参考書等

授業時間中配布のプリントを中心とするが,各題材に関する参考書を授業時間中に紹介する.代表的な参考書としては以下のものがある.
「画像処理工学」(末松良一,山田宏尚著,コロナ社)
「コンピュータ画像処理」(田村秀行著,オーム社)
「画像処理工学基礎編」(谷口慶治著,共立出版)
「画像工学」(南敏,中村納著,コロナ社)
「ビジュアルコンピューティング」(画像電子学会編)

成績評価

期末試験点数(70%)に出席・演習による平常点(30%)を加味して成績評価を行う.

授業外の学習内容・方法

毎回の講義内容の予習と復習を必ず行う.毎回の講義内容に関連したプリントの演習問題を解く.

予備知識・前提条件

『信号とシステム』を履修していることが望ましいが,履修していない学生にも理解できるように配慮する.

教員連絡先・オフィスアワー

工藤:電子メールアドレス kudo@cs.tsukuba.ac.jp
オフィスアワーは特に指定しないが,質問があればいつでも第3エリア総B棟902(または総B棟901)で受けつける.
藤澤:電子メールアドレス fujis@slis.tsukuba.ac.jp
オフィスアワーは特に指定しないが,質問があればいつでも春日エリア7D401で受けつける.