シラバス

GC54001

情報可視化 Information Visualization

標準履修年次: 3・4年専門・選択 ・1.5 単位
春学期AB  月曜日  5・6時限  7A105
担当教員: 三末 和男

概要

膨大なデータや情報が溢れる現代において、コンピュータによって情報を視覚的に提示する技術(情報可視化技術)は、情報処理を目的としたコンピュータと人間を有機的につなぐ重要な技術である。この授業では、情報可視化に関する基礎知識として、情報可視化の枠組、ヒトの視覚に関する認知的な性質、データを表現するための基本的な技術、様々なデータを対象とした表現技術について学ぶ。

学習・教育目標

  • 情報可視化技術に関する前提知識を習得するとともに基本的な枠組を理解する。
  • 視覚的表現について認知的性質および表現技術について理解する。
  • 情報可視化に関する代表的な技術および関連技術について理解する。

授業計画

講義内容
第 1 週 【情報可視化とは/情報可視化の枠組】
情報可視化とは、関連概念(情報デザイン、インフォグラフィクス)、情報可視化の目的、可視化処理の参照モデル
第 2 週 【色/視覚の性質】
色の知覚と目の構造、色の性質、色の表し方、前注意的処理、ゲシュタルト要因
第 3 週 【データ/視覚的表現】
情報可視化が対象とするデータ、尺度水準、視覚的表現が備えるべき性質、視覚的表現の構成
第 4 週 【値の表現手法/関係の表現手法】
値の視覚的な表現手法、関係の視覚的な表現手法、演習課題の提示
第 5 週 【集合/多変量データ】
集合の視覚的な表現手法、多変量データの視覚的な表現手法
第 6 週 【演習レビュー/階層データ】
演習課題のレビュー、階層データの視覚的な表現手法
第 7 週 【ネットワーク/地図】
ネットワークの視覚的な表現手法、地理的データの視覚的な表現手法
第 8 週 【時刻】
時刻データの視覚的な表現手法

教材・参考書等

適宜資料を配布する。教科書は使用しない。

参考書

  • 情報を見える形にする技術, Riccard Mazza, Springer, 2011.
  • ビューティフル ビジュアライゼーション, Julie Steele and Noah Iliinsky, オライリー・ジャパン, 2011.
  • Readings in Information Visualization; Using Vision to Think, Stuart K. Card, Jock D. Mackinlay, and Ben Shneiderman, Morgan Kaufmann, 1999.
  • Information Visualization --- Perception for Design; 3rd Ed., Colin Ware, Morgan Kaufmann, 2012.
  • Show Me the Numbers; Designing Tables and Graphics to Enlighten; 2nd Ed., Stephen Few, Analytics Press, 2012.

成績評価

レポート課題および学期末試験の成績により評価する。レポート課題30%、学期末試験70%の配分とする。授業への欠席は減点(1回-3点)とし、1/3以上を欠席したものは不合格とする。

授業外の学習内容・方法

レポート課題にしっかりと取り組むこと。課題の遂行に際してインターネットで調べたり友人と議論することは構わないが、最終的には他人に頼らずに自分の頭で考えること。採点に際しても、自分自身で考えたかどうか(つまり他人の真似でないかどうか)を重視する。適切な引用をせずに他人の著作物を使用していることが判明した場合には、そのレポートを採点しないだけでなく、この科目を不合格とする。

予備知識・前提条件

特になし

講義のホームページ

授業中にURLを知らせます。

教員連絡先・オフィスアワー

教員一覧ページ を参照。