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ディジタルコンテンツの制作、表現

研究分野の説明

 技術と文化は常に触発し合う関係にあリます。人類の長い歴史のなかで、常に新しい技術は新しい文化を生み出してきました。そしてその逆もまた然りです。
 我々は、情報メディアの先端技術の上になりたつ表現、つまり、工学・メディア芸術・デザイン・コンピュータ音楽などを融合させることによって生まれる新しい体験を創造しています。研究テーマの一例として、波動工学を応用したメディアアート、フィジカルコンピューティング、インタラクティブメディア、没入型 3DCG 、ポリゴン軽量化アルゴリズム、生体データによる音楽生成、音合成アルゴリズム開発参加型コンピュータ音楽などが挙げられます。
 鑑賞者を魅了するにとどまらず、技術的な新規性、論理的思考やエビデンスを兼ね備えたコンテンツ研究を推進できるのが情報メディア創成学類の特色です。

関連する教育内容

 映像制作、デザイン、表現技術、信号処理、音響学など、ディジタルコンテンツの研究に欠かせない基本的なスキルを学びます。その上で、豊富な演習授業、実験科目などを通じて、実際の制作を行っていきます。

<講義科目>コンテンツ概論、コンテンツ入門、コンテンツプロデュース論、情報デザイン、映像表現論、信号とシステム、音声・音響学基礎、音楽・音響情報処理、先端技術とメデイア表現、コンテンツ表現演習、映像表現演習、デイジタルコンテンツ表現実習

Optical Marionette
Optical Marionette 視覚的錯覚を用いて歩行者を誘導するARシステム

Fairy Lights in Femto seconds
Fairy Lights in Femto seconds フエムト秒レーザーを用いて、任意の三次元空間上に、触れる光の像を描く

アナログとデジタルの融合よる表現研究
アナログとデジタルの融合よる表現研究 人形アニメーション手法による大学案内コンテンツ制作

プロアクティブ Alアシスタント開発
プロアクティブ Alアシスタント開発 ユーザの行動パターンや状態を認識し状況に合わせた情報を提供する音声アシストシステム

Gait Echo

Gait Echo 歩行リハビリのためのウェアラブル聴覚バイオフィードバックデバイス。ユーザは自身の歩行動作のフィードバック音を手がかりにリハビリ等の運動学習を行う。

本分野の教員一覧

グラフィックデザイン、視覚情報表現、コンテンツ制作に関する研究

音響合成、コンピュータ音楽、音楽心理学、音響学

実世界志向グラフィクス、インタラクション、メディアアート

音響学、超音波浮揚、音響立体ディスプレイ

コミュニケーションデザイン、デジタル展示、デジタルメディアに対するユーザ評価