学類の2年から本分野の本格的な勉強が始まり、映像・音声処理の基礎となる「信号とシステム」・「 CG 基礎」・「情報理論」などについて学びます。 学類 3~4年次においては、より専門性が高い「画像・映像情報処理」・「音声・音響学基礎」・「音楽・音響情報処理」・「パターン認識」・「アドバンスト CG 」などについて学びます。更に、3年次の情報メディア実験や 4年次の卒業研究においては実習や研究が主体の勉強を行い、CG 映像の生成・画像処理や音声処理のソフトウェアの開発・画像や音声の認識システム開発など、皆さんの自由な発想や興味に基づく勉強を行うことが可能です。

CGの応用例上段:Deeplearn i n g(深層学習)を利用し、一枚の人物画像から陰影計算に必要な情報を抽出し、異なる光源下での陰影を計算(再照明)
下段:Deeplearn i n gに基づく静止風景画像(左)からの動画(右)の自動生成

医療系画像処理の応用例上段:測定時間を通常の約1/35に短縮した僅か 7方向の少数 X 線データからCT(コンピュータトモグラフィ)画像を生成(試料はポリマーブレンドと呼ばれる新材料の小片、左:従来手法、右:本学類の研究室が提唱した超圧縮センシング)
下段:雑音が多く画質が悪い電子顕微鏡画像の自動領域分割(左:マウス脳細胞を撮影した原画像、右:本学類の研究室が考案した改良型グラフカット法による領域分割結果)

物理シミュレーションの応用例 粒子で空気を含む複数の流体や粘弾性体の運動を近似計算し,CGアニメーションに応用