入学試験について
どういう志望者が求められますか
情報技術に興味を持ち、それをしっかり学習したい人、さらにそれに基づいて、先端的な技術開発、研究、システムや作品制作を行って行こうという意欲のある人を歓迎します。
個別学力検査等前期日程(学類・専門学群選抜)の学科試験が数学・英語であり、推薦入試でも数学・英語に関わる試験が課されることからも、やはり数学・英語を中心に十分な学力を備える必要があります。しかし大学入学共通テストもあり、また受験とは別に、高校で学ぶ科目は大学での勉強や社会生活を送っていく上での基礎教養となるものですから、すべての科目にわたり、しっかり学習していることが望まれます。
どちらかに比重を置くということはありません。どちらも同様に大事です。 個別学力検査等の場合、大学入学共通テストは数学・英語とも配点200点、前期日程(学類・専門学群選抜)でも数学・英語いずれも配点 400点です。推薦入試でも数学・英語にわたる設問が出題されます。
数学・英語に限らず、高校で学習する科目はいずれも、大学で勉強したり社会で生活したりしていくための「基礎体力」にあたります。基礎体力である分、目に見える形で直ちに役立つことは少ないかもしれませんが、それが不足していると息切れやほころびが生じます。したがって大学入試という枠にこだわらず、十分に内容を体得しておくことを心がけてください。